2025年の上映情報
新着情報・お知らせ
- 2025/6/21
- 東京・映画館・ポレポレ東中野 6/21(土)~(1週間を予定)NEW
- 2025/6/22
- 新潟・ミライエステップ 6/22(日)NEW
- 2025/6/14
- 沖縄・沖縄市民小劇場あしびなー 6/14(土) NEW
- 2025/2/16
- 神奈川・シネマ ジャック&ベティ3/23(土)
- 2024/7/29
- 東京・青梅市文化交流センター2/23(月・祝)
- 2024/6/5
- 大阪・シアターセブン7/1(月)~7/7(日)詳細は追ってお知らせします
- 2024/3/28
- 東京・ポレポレ東中野、2024年も上映します。 6/22(土)~詳細は追ってお知らせします
- 2023/11/4
- NHK ETV特集「私と先生とピアノ」 2023/11/4 放送、11/9 再放送
- 2023/7/5
- 東京・シネマ・チュプキ・タバタ 8/1(火)~8/6(日)水曜定休
- 2023/5/12
- 東京・ポレポレ東中野 6/17(土)~6/30(金)
- 2022/8/18
- 島根・松江市市民活動センター(STIC)交流ホール 9/17(土)
- 2022/8/17
- 山形・山形県生涯学習センター「遊学館」 2Fホール 9/3(土)
- 2022/7/21
- 鹿児島・ガーデンズシネマ 8/15(月)
- 2022/7/21
- 群馬・高崎電気館 8/5(金)、8/14(日)、8/17(水)、8/19(金)
- 2022/6/4
- 島根・スサノオホール 6/26(日)
- 2022/5/20
- 大阪・シアターセブン 6/23(木)~7/1(金)
- 2022/5/6
- 東京・ポレポレ東中野 6/18(土)~6/24(金)
- 東京・シネマ・チュプキ・タバタ 6/16(木)~6/30(木)
- 「ももちゃんのピアノ」(ポプラ社)発売
- 2021/5/20
- 東京・ポレポレ東中野 6/19(土)~6/25(金)
- 2020/10/06
- 東京・江戸川区 小松川区民会館 11/8日(日)
- 2020/10/06
- 東京・練馬区生涯学習センター 10/29(木)
- 2020/07/27
- 大阪・第七藝術劇場にて 8/15(土)~
- 2020/07/27
- 東京・ポレポレ東中野にて 9/5(土)~
- 2019/01/01
- 沖縄市では、毎月の第2・第4土曜日に、上映が行われます
戦後80年 - 言葉を届け続ける
私が撮影を始めた1994年、ひめゆり学徒隊の生存者の皆さんは60代でした。戦争体験を語らない、いや、語れないまま戦後を生きてきたひめゆりの生存者の皆さん―――戦争で失くした友への想いを抱えながら戦後を生きてきた生存者たちは、60歳を迎える頃になってようやく、「体験を語り平和の大切さを次の世代に伝えることが、亡くなった学友への鎮魂になる」と考えるようになります。戦後40年余り経った1989年に、ひめゆり平和祈念資料館を建設、開館の5年後、偶然のことから、私はその体験を証言として記録することになったのです。
学徒隊の生存者の多くは、あの世に旅立たれました。しかしその体験を語った言葉は、今も映像に残り、普遍性を持っています。語られている内容は悲惨ですが、次の世代に伝えたいという彼女たちの想いは、あやまちを乗り越え未来を創っていく希望さえ感じさせるものです。
映画の公開から19年目。今年も、ひめゆりの生存者の言葉を届けていきます。
監督 柴田 昌平
ひめゆり平和祈念資料館
「ひめゆり」とは、沖縄師範学校女子部と第一高等女学校のふたつの学校の愛称です。
沖縄戦で学校は消失しました。戦争で失くした友への想いを抱えながら戦後を生きてきた生存者たちは、やがて「体験を語り平和の大切さを次の世代に伝えることが、亡くなった学友への鎮魂になる」と考えます。全国の同窓生が一般からの寄付を募って、戦後40年余り経った1989年に、ひめゆり平和祈念資料館を建設しました。国や県の助成金に頼らず入館料で運営しています。2021年4月には、若い世代にも伝わるようにイラストを多く使った展示にリニューアルオープンしました。コロナ禍で入館者が激減した厳しい状況を乗りこえ、運営を続けています。沖縄に行く機会があれば、ぜひ資料館を訪ねてみてください。
プロデューサー 大兼久 由美
推薦のことば
宮本亜門さん
私の一生のお願いです。「ひめゆり」を観てください。
出来れば世界中の人に観てほしいのです。
次の世代に伝えてほしい、現実を感じてほしい。
心がここに詰まっているからです。
「ひめゆり」の中で話してくれた方々に
心からお礼を言わせてください。
「本当にありがとう」
その想いを胸に僕も生きて行きます。感謝。
Coccoさん
映画の完成を待たずに3人の証言者が亡くなっている。
ひとつひとつ私たちは失くしていく。全てを失くす前に叶えたい。
おばぁたち、待っててね、なんにも分かっちゃいない私はせめて
おばぁたちが好きだった歌をうたおう。
鮮やかに見えるようだ。壕の中の笑い声。
あなたが笑ってくれる歌を届けるからね。
“忘れたいこと”を話してくれてありがとう。
“忘れちゃいけないこと”を話してくれてありがとう。
(毎日新聞「想い事。」より)
上映会を開きませんか
自主上映のご案内
映画『ひめゆり』を通し、ひめゆり学徒生存者の想いをひとりでも多くの方に伝えたい、との願いを込め、自主上映会の申し込みを受け付けています。
皆様の町で、学校で、仲間での上映会を企画して下さる方のご連絡をお待ちしています。
学校上映のご案内
『ひめゆり』は、人権教育、平和学習、沖縄修学旅行の事前・事後学習の一環としても
全国各地の学校で上映されています。