出演

【先人からの叡智を受け継いでいる人たち】
 

 

藤本ユリ

北海道羅臼町、昆布ひろい漁、90歳。知床半島突端の、電気も水道もない番小屋で犬と暮らす。

三浦利勝さん一家

北海道羅臼町、漁師。昆布から「オーシャン臭」と呼ばれる嫌な臭いを取るための古くからの知恵「湿り」を一家で実践している。

今給黎秀作

鹿児島県枕崎市、カツオ節作り職人。最高級のカツオ節「本枯節」はカビを使って作る。これを作れる職人は年々減っている。

坪川民主

神奈川県横浜市、曹洞宗大本山總持寺 典座。「だし」の源にある「禅」の教えを伝えている。

椎葉クニ子

宮崎県椎葉村、伝統的焼畑農民、90歳。「鉈目法」というシイタケ栽培の最も古い知恵を受け継いでいる。

澤井久晃

京都市、醤油醸造「澤井醤油本店」5代目。桜の季節にだけ麹を作る、季節にあわせた伝統的醸造法を実践。

大野考俊

千葉県香取郡神崎町、酒蔵「寺田本家」杜氏。蔵や土地に暮らす菌たちと共生しながら発酵を見守る。

助野彰彦

京都市、江戸時代から続く種麹屋(たねこうじや)主人。麹菌の大もとを一子相伝で守って来た。

福知太郎

東京都、はじめて「だし」を口にする赤ちゃん、生後6ヶ月。

加藤宏幸

京都の料亭「祇園 川上」主人。全国から集まる食材を最後にまとめる人。「だし」を引くための古い道具を守っている。



【科学的監修 兼 出演】
伏木 亨

京都大学大学院農学研究科教授、栄養化学研究。
「だしは健康にもっとも良い『やみつき』の味だ」

北本勝ひこ

東京大学農学部生命科学研究科教授、麹菌研究。
「日本の麹カビ=オリゼは、日本人が生み出した、日本にしかいないカビだ」



【語り】
  木村多江(「だし」)
  奥貫 薫(「しょうゆ」)


【スタッフ】

監督:柴田昌平 

撮影:春日井康夫 

音楽:Dan Parry 

ポスター:市川千鶴子 

助監督:松井 至

プロデューサー:大兼久由美

        牧野 望

        伊藤 純

        Luc Martin-Gousset

        Catherine Alvaresse

 


 

【監督 柴田昌平 略歴】
1963年東京生まれ。映像作家。初監督作品『ひめゆり』(07)は、キネマ旬報ベストテン・文化映画1位など8冠を受賞。ドキュメンタリー 番組も数多く制作し、NHKスペシャル『クニ子おばばと不思議の森』は、焼畑による森の循環と農家の暮らしを紡いだ異色作で、国内外で大きな反響を呼んだ。 その他、映画『森聞き』、NHKスペシャル『世界里山紀行 フィンランド・森・妖精との対話』 (独・ワールドメディアフェスティバル銀賞)など、海外で受賞した作品も多い。NHK、民族文化映像研究所を経て、現在は映像製作会社プロダク ション・エイシア代表。